ライン

テクニクス
SB-7A

バックアップ材を見つける以前に修理したエッジです
家に有ったホースに切れ目を入れて挟んだ力作?です。

82年の発売でオーディオメーカーが各社独自の理論で平面振動板のスピーカーを発表
していた頃でしょうか。個性的なSPは大好きです。定価 1本59,800円
APM 33Wより高音が伸びて好みです、平面の音は良いです。
H.オフにて2本で1Kでした
エッジはウーハーが両方ともボロボロでしたが
貼ればいいことです、
超お買い得〜!ですね。
家で各ユニット点検、問題有りませんので早速ウーハーを取り外します。
パンチングメタルのカバーの外側のゴムリングを外すとメリメリっとカバーは取れます、
ユニット取り付けボルトを緩めると取れますが重量が有りますので気緒つけて、
平面版のサイドはこんな感じ、

エッジのカスは綺麗に取ってAPMの時と同じように型を取ってセーム皮を切り取り振動板側だけ貼り付けます。

実は切り取りの際直径を5o間違い2枚ともオシャカにしました、
また買いに行くのも面倒なので切れ端を探し出して
1本分を2枚で分割して作りました、
なんせ1KのSPですからあまり費用をかけるのもちょっとねぇ〜。
ホースを大体の長さに切って魚の腹を開くように
長さ全部に切り込みを入れておきます。

このユニットの駆動方式はソニーAPMの比較的廉価の物と似ていますね、(シンプルで作業はしやすいですがちょっとガッカリ)
ホースの切れ込みをこちら向きにして振動板とユニットフレームの間にはさみ込みます。

表側の出る膨らみを根気良く調整して下さい、仕上がりに差が出ます。
正面から見るとこんな感じです。
エッジにスプレーのりを均等にまんべんなく拭きかけます、
カッターのおしりや前の部分(刃じゃないですよ)で少しずつ押さえつけて型に合わせます。
そのまま乾かしましょう、
私は気が短いので例によってドライヤーで速乾でした。
振動板の接着部分は縮みませんが他は結構縮みます
のでかなり反りが出ます、(速乾のせいかもしれません)

写真下側の2分割接着部分が分かると思います。
同じ作業を2度します。
良く切れるカッターで外側の貼り付け大きさにそって切り取り接着。
元通りエンクロージャーにプラスチック枠と共に取り付
けて作業終了です。

1日位接着剤が乾くのを待って音出ししましょう。(私
は気が短くて我慢できずに10分でしたけど)

なかなか綺麗なのでしばらくネットは付けずにこのま
ま楽しみます。

同じサイズのダイヤDS-77EVよりはクセもなくスッキ
リした聴きやすい音、かなりお気に入り
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