VICTOR SX−5 | VICTOR SX−511 |
SXシリーズはみんなこういう自然な 聴き疲れしない音なのでしょうか。 ボーカルはすこし力が無い音ですが バランスは良くゆったりと音楽を聴く御仁 にはピッタリかも・・。 コーンはそれほど大きくないですが エッジの幅が大きくフレームもそれなりに 大きいですので1クラス上の口径に見えます。 73年発売、定価1本52,800円 |
DS-77EXVと一緒に購入し アンプのA,Bで切り替えて使用。 最初は特徴も無くDS-77EXV優勢でしたが 夜鳴らすと何ともしっとりしたバランスの良い音で とんがったところが無く まったく聴き疲れしません。 87年発売、1本59,800円 聴きながら眠れてお気に入りでしたが NS-600が2セット仲間入りして居場所が無くなり 悩んだ末ヤフオクへ、 もうこんなSPは作れない時代なので 残念、 |
DIATONE DS−77EX | DIATONE DS−77EXV |
途中でツィーターが腐食断線を 起こし修理失敗、ジャンクにて放出、 DS−77EXVで懲りているのに 何で買うかなぁ、 実はEXVの時はウーハーエッジが硬く こんなもんなのかな、と思っていましたが このEXは非常にしなやかなので 再評価すべく入手しました。 結果、やはりウーハーはあまり 影響無く、攻撃的なスコーカーの音は 変わるわけないやね。 |
SX-511と一緒に購入し アンプのSP端子A,Bに振り分けて鳴らしていました。 EXにAVEQスイッチを追加した AV対応モデルのようです。 最初はとてもパワフルな印象でしたが そのうちにだんだんボーカルが耳障りで 、鼻につく様になったのでいまではお飾り状態 巷の評判は悪くないのにねぇ、 EXモデルは62,000円で EXVは86年発売で1本69,800円 ダイヤトーンは1セットくらい残しておきたいところでしたが この部屋の環境に合わないようです、 処分検討中にSS−G7が入った為、行き場が無くなり 放出 |
DIATONE DS−38B | SONY APM−910AV |
エッジはクロスで劣化はないようです、 所有SPに75年が多く有りますが、 共通点は高音が物足りなく聴こえる 事です、 スパーツィーターでも乗せてあげれば 結構いけるかもね。 この頃の技術の限界かこの手の音が トレンドだったのか分かりませんが 今時のSPと比べると高音の伸びが イマイチです。 厚い中音はボリュームを上げると 頭の中で圧電ブザーが鳴っている ように響きます。 以前のDS−77EXVがそうでした、 ダイヤトーンはみんなこういう傾向 なのでしょうか。 私の好みとは違います。 75年発売1本63,000円 |
以前もHオフで見かけましたが 入手は見送っていました、 理由はウーハーの枠がプラで劣化した エッジの隙間から見えるフレームが アルミダイキャストではなく鉄板プレス だったからです。 私、このての擬似メタル、プラメッキが 大嫌いです、 でもエッジを作って音を聴いてみたい、 との一心で買ってみました、 サイズを測って33Wと同じ角処理調子 で作ったエッジはコーナー部分が合わずに ボツとなり作り直しとなりました、 R部分は33Wよりも緩やかな カーブを描いているようです。 出てきた音はスコーカーがでしゃばらず ダイヤトーンとは対極にあるような(主観です) 透明感のあるスッキリとした音でした、 これ以降のAPMは音は聞いた事ないので 分りませんがプラ多用で何より 振動版の中途半端な四角が どうしても許せません。 APMと認めるのはこの頃までですね。 1本31,000円 |
Lo−D HS−480 | Lo-D HS−323 |
サンスイのSP−6000と同じ発売年、 この頃はホーンツィーターが流行って いたのでしょうか、ウーハーエッジはクロスで まだしなやかさを保ち劣化は全く有りません。 やはりレンジは狭いですがパワフルな スコーカーががんばりアジの有る音で パワーをい入れるとやっとホーンツィーター らしい音が出ます。 ピアノ高音の力を入れて叩く飽和 したような濁りのある打音は一番再現 していました。 密閉30cmウーハーは思ったより出ず 30年近く働いて疲れたか? 日立に問い合わせたところ 75年発売は分かりましたが定価は 分からず、 相談室の男性は「分かりません。 調べようが有りません。」 で沈黙状態、 舌打ちが聞こえてきそうな感じで 対応ワル〜! |
上のHS-480と同じ75年発売、 こちらのエッジは凹型でダンプ材が たっぷりと塗られており 例によって下側に集まって 垂れております。 25cmウーハーで2Wayですが なかなか軽やかな音を出してくれて HS-480よりこっちの方が好きだなぁ。 |
YAMAHA NS−10M | ONKYO D−200U |
巷ではかなり評価が高く 某オクでも取引数も多いです、 LS−11と比べると実に聴きやすいです、 さすがNS,ナチュラル・サウンドというだけ の事は有りますね、 でもLS−11と比べてであって ハイ上がりの硬いボーカルは繊細で 余計な肉付けも無く、メリハリも有りますが 低音が不足している分さらに高域が目立ち 冷たい感じがします、 小林幸子がコブシを効かせず譜面どおり 歌っているような・・(それじゃワカランか) モニターとしては評価は高いのでしょうが コンシューマー向けではないような・・・。 10Mのファンの方、所有している方、 探している方、ごめんなさい、 私には良さは理解出来ません。 フローリング直置きで少しマシになりました ホワイトコーンで綺麗です、 ネットは外してあげましょうね。 77年発売1本23,000円 89年まで販売されていたとはすごい。 この独特の張り合わせコーンの 誕生秘話はこちらで・・ http://www.fuchu.or.jp/~john/john/sokuseki.htm |
89年発売のシスコンでESSAY(エッセイ) というシリーズの中のE99(205,000円) に設定されたSPでも有りました。 今回はそのE99セットで置いてあり、 「カセットPLAY出来ない」 とか書いてありましたが、カセットなんか どーでもいいです、SPが欲しいだけですから。 サイズもNS-10Mとほぼ同じで アンプのA・Bで切り替えてきいたところ NS-10では不足していた低域も出てふくよか、 こちらが聴きやすい音ではありますが 低音出すぎかも、 さすがにいまでも結構人気のモデル だけの事はあります。 NS−10Mが高かったらこちらをお勧め します、失敗した!とは思わないハズ。 高級感も有るしね。 ただ、このシリーズのコーンとエッジの 接着剤は選択を誤ったようでエッジはラバー でしなやかなのに指で押すとバリバリと 音をたててコーンから離れてしまう物を かなりの数見ましたので多いようです、 89年発売1本26,500円 |
KENWOOD SW−7 | TRIO LS-700 |
ケンウッドおとくいのイルミネーション、 入力がピンジャックによる入力と SPコードによる入力とで選べるので サブウーハーの出力が無いアンプでも 心配無く使えます。 うしろのアミから覗くと 14〜15cm位のユニットが2発見えました。 ターンオーバーの切り替えS/Wが 付いていますが少しでもスッキリ 聴きたいので一番低くしてます。 ピュアオーディオでは無視されている スーパーウーハーも低音出たもの勝ち のAVでは必需品。 ダラダラ、ドロドロの低域を楽しみましょう。 私個人は横隔膜がでんぐり返ったり 脳みそがズレルような震動が好きですが 最近は体調がイマイチなので控えめです、 ケンウッドのこの手のウーハーは アンモナイトのような形やホーンを 折り曲げたような形があり 見た目も楽しいですね。 使用途中でエッジ劣化で音がビビって きたのでエッジ交換したがフロント部分は ダミーでがっかりした。 |
「ツィーター両方鳴らない、 スコーカー片方鳴らない」 と、ジャンクの王道を走っていたSP, これだけ×が有ると当然のように誰も 見向きもしませんね。捨て値で入手 なんで買ったかというと 自作品のような堂々としたバッフル板と 見えない所も妥協しないよ!って 言ってるようなリアパネルの材質、 全体に骨とう品のような重厚感。 前後共集成材で厚みが有ります。 両側、上下面はつき板、 ターミナルはこの時代ですから貧弱ですが 全体に安っぽさは微塵も感じません。 作りたいように作ったって感じ。 トリオですよTRIO、わたしにゃ 「てんぷくトリオ」「たのきんトリオ」 の次に思い出します。 同じ口径の180Dと比べましたが さすがにシャンシャンしたリボンの高域には かなわず(リボンと比べるのは酷か・・。) フォーカスの甘いような余韻を感じる 暖かい印象ですがバランスは良く DS−77EXVよりは聴きやすいです。 悪くは有りません、 ボーカルがグイグイくるようなタイプ ではありませんが同じく古いG7 くらいのものは出ています。 今でも立派に通用すると思う。 74年発売1本88,000円 ちなみに74年ってゆーと昭和49年、 88,000円は当時の大卒初任給より多いかも、 今は18万くらいですから倍以上です。 単純に物価上昇率を倍とすると 176,000円、ペアで352,000円! あぁ〜、いい時代になったもんだ。 |
KENWOOD LS−9 | DIATONE DS−33EXV |
エッジボロボロのジャンクを入手 記念すべき液体ゴムでのエッジ製作1号機。 例によってデザインは安っぽく見えるが ユニットはアルミダイキャストだ、 あのLS−11の弟分かな、 と思ったが音を出すと以外にスコーカーは 大人しく同じくらいのサイズのD−200U やNS−10Mと比べたが 2機よりも以外に低域が出た、 でも音に覇気が感じられず特徴も無い 廉価ミニコンの交換用。 しかし、20cmも無くろくに低音も出ないくせに 3Wayにする意味があるのか疑問だ。 見た目はレンジが広く高性能っぽいが キレが悪くよけいなものがまとわりついて いると感じるのは見た目優先の意味の無い 3Wayへの拒否反応かな。 04年3月、アクセス50,000記念 グリーンジャンボ便乗クジで 「直人」さんへお嫁入り、 90年発売ペア39,800円 |
隣のLS−9とほぼ同じ頃同じく エッジボロボロで入手 こちら液体ゴム2号機、 LS−9と比べると口径が大きい分 低音も出て厚みと奥行きも有ります。 でも、あぁ、やっぱりダイヤトーン、 今まで聴いたダイヤトーンと傾向が同じ、 会話が出来るほどの音量では 問題ありませんが、上げていくと 中音が張ってきます、ボーカルに限って言えば スコーカーがでしゃばってウルサイ! 何とかならんかい! これでハッキリしました、 私、ダイヤトーンの音キライ! 誤解の無いように細かく言うと 「うちで今まで鳴らしたダイヤトーンの 大音量で聴くボーカル」 は好みでない!と言っておきます。 多分、うちのライブな環境には 合わないのでしょう。 ちなみにウーハーフレームは ダイキャストでは無く プレスでコストダウンしてます。 おまけにツィーター、なども立派な樹脂メッキ、 気持ちわりぃ〜! 即、某オク行き決定! 87年発売1本29,800円 |
DENON SC−E202 | KENWOOD LS−990D |
ジャンク入手ですが不具合も無く エッジはラバー、前から見ると小さいが 奥行きで容量を稼ぐ形、 かなり低域も出ます、D−200Uよりも出ます、 当然NS−10Mより比べ物にならない位でます。 その為かちょっとこもった感じもするが NS−10Mのハイ上がりに比べたら ずっと聴きやすいSPだ、 しかし、なんと言ってもこのエンクロージャーの 安っぽさをアピールするような色合いのシート、 ホームセンターで売っている安物家具の 表面に張ってあるアレだ、 タキシードをプリントしたTシャツを着て結婚式 に出るような恥ずかしささえおぼえる。 (出た事ないですよ) チープな塩ビシートを貼るのなら DS−33EXVの真っ黒のほうがまだいい。 96年発売、ペア25,000円 |
珍しくウレタンエッジの劣化が無く 破損覚悟で指でかなり押してみたが 強度があり破れない。オー珍しい! ADとの違いは外見ではラウンドした バッフル、スコーカーくらい、 うちのライヴな部屋で定在波の影響か 何故か、わりに低音が出てこなくて 33cmの迫力が無いぞー、 スコーカーのキャラクターか、角が立った ハッキリした音が出てくるので ボーカルも浮き出てくるが全体に 明るく騒々しい感じでもある。 C/Pは充分高いと思うが A→AD→D、と3代目ともなると 個性より万人受けするような特徴のあまり無い 平均的なSPになるのかな、 あまり面白みが感じられない。 エンクロージャー表面処理は木目調の 塩ビ貼り、598だから突き板は ちと無理ですよね。 86年発売1本59,800円 |
YAMAHA NS−590 | B&W SOLID OVALE |
エッジ劣化でジャンク、張替え いかにもヤマハって感じのベリリウムの ハードドームツィターが生々しく響き シャリ好きにはたまらない、 高音のストレスは無く、 「好きなだけ出してやるぅ、」ってか, でも、聴きづらくは無い。 型番から690の弟分かなって思ったが ちょっと違う、ウーハーコーンはペナペナの 600よりは690の分厚いパルプに近いけど 音はNS−600の同期って感じ。 フロントバッフルは黒く塗ってありますが その他の面は普通に木目、 でも塩ビでは無いようだ、 普通、角などが打ったり欠けたりしていて 破損箇所から表面の処理は分かるのですが 古いわりにキレイで分からず。 70年代、このクラスのSPでもホント 値段以上のこだわった作りをしています。 78年発売1本59,000円 |
マルチメディアSPだと思って購入、 でも、音出ししたらパソコンSPとは 次元が違う! サイズから低音は出るわけないが 日本晴れの音質でキレイに上も伸びている。 少々パワーを入れても歪んでこないですので パソSPのように5Wとか6Wとか では無いようだ(笑 久々のアタリですぅ。 丸いベース部分に「SOLID」とあるだけで、 国産のソリッド・アコースティックかと 思ったが、違った。 B&W、SOLID で このSPにTEAMBASSサブウーハーが 付いた3Dシステムセットでの販売 93年発売セットで58,000円 ※SOLIDアコースティックの多面体SPは 面白そうですよ、 値段も面白いですが・・・。 |
YAMAHA NS−1000MM | YAMAHA NS−100X |
メタルネットが無いものを入手 1000Mのスタイルのマネッコモデル、 洋酒のミニチュアボトルのようなもので 音は二の次かと思ったが 結構まともに鳴ってくれた、 サイズから低音は期待できないが 小さなSPによくある無理やり出した ような低音だったらこっちの方がいい。 箱鳴りのような不快な中音は押えられていて ボーカルは物足りないものの聴きやすく スケール感のある細かい音が気持ちいい。 でも決してメインにはなれないサイズ で出番は少ない。 樹脂多用は90年後半だから しょうがないか・・。 97年発売 ペア30,000円 |
やはりヤマハ 高音は伸びて細かい音 まで意識させてくれる、 でも、何故か落ち着かないし 大音量で聴くとチョットつらい、 好みが分かれる音だと思う。 聴いていて楽しくなく 私はこのみではなかった・・・。 85年発売 1本39,800円 |
ONKYO D−77XX | VICTOR SX−7 |
ジャンク入手、両方のスコーカー が逝っている。 アッテネーターが無いですが よほどメーカーは自信有るのか、 コストダウンか。 しかし87年頃はコストダウンと発すると 変人扱いで、出るモデルは 物量がこれでもか、と投入 されていた時代、 コストなんて考えていないでしょうね。 これで598ですから 重さから考えると安い!(笑 今は「はんぺん」さん宅で 遠くを見ています。 87年発売 1本59,800円 |
片方のウーハーコーンに付いている 5つの膨らみが潰れている、 コチョコチョ押したり吸ったりしても 綺麗にならないので 取り外してアイロンがけした、 離れれば分からない。 昔のSPは手間が掛かっていますね、 大きさは違うが同じシリーズなので SX−5とは音もデザインも似ている、 やはり高音のスカッと感じるものは 無いですがゆっくりと聴くには 滑らかな音で聴き易い、 今時の若い人には物足りないと思う。 1本79,000円 |