ライン

公庫30年マイホームA

屋根も葺き終わり一段落、やっと安心、 道路側のサッシと玄関ドアが入りました。

ッて事は内装が始まるって事、
後ろから撮影

なんか狭い敷地にいっぱいいっぱいって感じ。
外壁の取り付けが始まってます、

当初は水色の予定でしたが生産中止との事で
このマスタードイエローに変更、
汚れが目立ちそうですが結構気に入ってます。
後ろから この頃断熱材が入ります、
外壁の厚さは2×6の為140o有るので
セルロースを充填するとグラスウールの張り込みのように
隙間やムラも無く、かなりの断熱が期待されます、
難燃性でもありお気に入りの仕様です。
一応外側が終わった状態で年越しです。

今年も暖冬でたすかりましたぁ
新年は足場の撤収から、
外観ははぼ完成ですかぁ〜
トラブル発生!

もちろん暖冬とはいってもそれなりの雪は降ります、
玄関屋根の雪の落下がお隣のフェンス直撃!
平謝り、
どうしましょ、雪は毎年降ります、

じつは玄関屋根の形は営業サイドからの提案で雪は
大丈夫との返事をもらっての変更でした、
しつこいくらい念を押したんですが・・・・

やっぱりねぇ〜、と出来たばかりの屋根を当初の
デザインに無理やり変更、
材料費はこちら持ち、

オイオイ 完成前にリフォームかよ!
あんまり切った張ったはしてくれるなよなぁ。

今見ても雪は隣に落ちるよねぇ〜これじゃ、
屋根の変更工事も終わりそう

天気も悪くなくてよかったぁ
ブロックによる境界線の土留め工事が始まりました、

土砂と雪がまじって底なし沼のような状態です。
再び、大丈夫かぁ〜?
玄関先はこんな状態。

右側のブロックの上を平均台を渡るように行かないと
たどり着けません、
雪も消えたので駐車場のコンクリを打ちます、
アクセントと割れ止めをかねて四角に分けてみました、
(効果はわかりませんが)

相変わらず地面はドロドロの底なし沼でしたが
そんなところにコンクリ打ってだいじょーぶー?
なんだかんだの末完成し子供の就学の関係で
3月の半ばを過ぎたころ入居、

経過写真のとおり完成までは雨、雪が多く
いつも湿った感じでした。
この影響は出て来次第ご報告したいと思いますが
報告しないで済むことを祈ります。

前側にラティスで目隠し代わりの造作もしました。
夏を前にお隣の新築工事が始まりました。
哀れ、家の南側出窓はサンサンと降り注ぐ真夏の
日光を受けること無く短い生涯を終えたのでした。
Xmas近くになるとこうなります。

雪の心配の無い地方の方は分からないと思いますが、
飾りつけもほどほどにしないと、大雪が降った後で片付けるのは
そりゃ〜大変なんですから。
というわけで高い所は付けません、
毎年、雪下ろしで何人もお亡くなりになっていますし
その中の一人にはなりたく有りませんので・・・。

「リビング中央あたりよりダイニングを望む」

家具の失敗

その@ 100×180cmのダイニングテーブルは
デカすぎ、ベットが置いてあるようなもので邪魔!

そのA 写真には写っていませんが65×200×
高さ125cmのTVボードはデカすぎ、
圧迫感が有るし場所を変えられない。

そのB 写真にはカバーをかけて少し写って
いますが、2人掛と3人掛の二つのソファーのうち
3人掛は長さが220cm以上ありデカすぎ、

狭い借家からの開放感からか買った家具がどれも
デカすぎ!これじゃ配置変えできませ〜ん。

落ち着いて買いましょうね。シクシク

家作りでは

 @建築費が安い
 A暖かい
 B結露しない
 C屋根の雪処理が楽

を目標に考えました。

いわゆる高気密、高断熱の家です

イシカワは当時ビクトリーカナダという2×6の商品を出しており建築費もあまり高価ではなくこちらの条件にピッタリでした、(悲しいかな今、このプランはもう無いようです)
これで@、Aはクリア

Bはこの手の住宅には当然標準装備の複層ガラスに強制換気システム、これは外気を直接導入する物が標準仕様でしたので熱交換式のシステムに変更してもらいました.

全窓はサーティンティードという量産メーカー品で高級品では有りませんがなかなか品質も良い樹脂サッシで換気システムとのコンビで結露の心配は無いです。

当時、標準仕様でこの樹脂サッシ複層ガラスの窓はあまり採用されていなくて輸入住宅メーカーがほとんどでしたし、高断熱、高気密という言葉も
ある大手メーカーの営業マンは普通のアルミサッシ単板ガラスの窓を付けたプランで高断熱、高気密、を謳ってました。
換気システムがお粗末なのに高断熱、高気密だからファンヒーター1台でOKなどと豪語するバカな営業マンがいたりであまり浸透していなかったのかもしれません。

Cは屋根融雪が理想ですが資金も無いので自然落下式の形状を採用、
屋根形状が片流れに近いので夜中に雪が落ちるととんでもない音がします、こりゃ近所迷惑だなぁ。
  (のちに裏庭になんちゃってデッキを作ったので雪が落ちないように屋根工事しました)

細かいトラブルも有りますが、まぁ無事完成したのでよし、としましょう。
入居して間もなく、後ろの軒樋の取り付け位置が悪くて横3〜4mで勢い良く漏れていた箇所をクレームをつけたら屋根屋の
若いおにーさんが来てハシゴをかけて昇り、漏れていた屋根と軒樋の間を全部「ガムテープ」で塞いで帰っていった事
なんかもう忘れそうですからね。
(怒りをおさえて1年後こちらから連絡して樋の位置変更をして頂きました)

ただこれだけは書きます、

イシカワさん!

定期的な点検ってやつは無いの?
99年3月に引き渡されてからただの1回も様子伺いや電話も無いってのはどーゆー事?

                                              2003.1月

その後のアフター

その後2003.5月頃手紙にて
「点検の強化月間なので都合の良い平日に点検します。」とお知らせが来ました。

なにかい、うちは強化しないと来れないんか!

4年も経ってから「強化月間」もねぇだろうよ。オリンピックじゃあるまいし!

思うに最初の1年位は音やキズ、ズレなんかに敏感になってすごく気になりますが
3年、4年経ってしまえばウソのように気にならなくなりますので
強化
しても不具合、クレームの数はグッと減るでしょうね。

施主心理を巧みにあやつるにくいメーカーです。(笑

うちは1箇所コンロの着火が出来なくなっていたのを修理して頂きました、
その後快調です。
2004.4月事前に手紙が有り、都合の良い平日に伺うとの事、

毎年有るのかね?ほったらかしのイシカワらしくない、

今回は雨樋のエンド部の接着がずれてポタポタと屋根に当ってうるさいので直してもらった、
網戸の戸車の動きが悪く、修理交換依頼、
網戸はカナダ製で、ホームセンターなどにある汎用品との互換性は無いようだ、
もし、戸車単品で入手出来たら何個か欲しいので部品発注出来るか聞いてもらう。

屋根裏は自分でコンパネを貼ってジャンク天国になっていますが重量が相当にある為
一応見てもらった、
「これ以上は増やさないように・・。」
Hi 心がけます。

ユーザーとしては1年に一回でも来てくれて家の外周を回ってくれるだけでも安心しますから
是非続けて頂きたいですね、
来年は細かいことまで気がついた時に紙に書いておき、準備万端でお待ちします(笑

お茶も出さずにごめんなさいね。


2004.8・14 網戸は夏前に戸車が錆びて動かなくなり外しました、
その後、戸車確認の連絡も無く1度催促しましたが返事予定日に連絡は無くそれっきりでお盆になりました、
もう網戸要らなくなるじゃんよ。
04.10.23 新潟中越地震発生!!

その日夕方6時近く、珍しい事に家族が全員そろっていました、

その日は帰りにHオフにもよらず真っ直ぐ帰って2階のパソにつかまっていましたし
娘@はデートの出発前、同じく2階の自室で寝ていました、

娘Aも自分の部屋のベットで寝転んでマンガ、
奥様は夕食の準備中、

そんな中でいきなり来ました、(あたりまえですが)

ヤバイ!屋根裏が抜ける!と思いました
娘Aは部屋から飛び出してきましたが@が出てきません、
部屋のドアをあけるとまだ寝ていやがりました、(たいした女だ)

実は娘@の上の屋根裏部分はジャンク置き場でスチールラックが2つ・・。
とても自分では怖くて寝れない場所です、

大声を掛け、揺れる中、壁に手をつきながら一緒に一階に駆け下りると台所では
奥様は食器棚の扉を押さえていました、

すぐにガスは消したとの事で
さすが主婦は違う、と関心しながら皆で玄関を出てホッと一息、
でかかったねぇ〜、などと言いながら家に入る、

下駄箱が斜めになって反対側の壁に寄りかかっています、

幸い停電にはなりませんしたのでTVの地震情報を待ちます、

その時でかい余震です、
オイオイ本震とかわらねーよォ、

これは後で分ったのですが停電にならなかった地域はほんの一部のようで
ほとんどは本震の直後停電したようです、

真っ暗の中での大きな余震はすごい恐怖であろうと思います、

外へ出たところ何やら水の流れる音がそこら中から聞えます、
当初、水道管でもやられたかと思いましたが
それが液状化による地下水などの噴出しらしいとは後で知りました、

その夜は余震の嵐で一睡もできませんでしたしその後も余震が続いております。

さて、家の被害ですが、

重ねたSPもなぜか奇跡的に落ちませんでした、
部屋がメチャメチャというわけではありませんし揺れる中、奥様は食器棚の
扉を押さえる余裕もあったわけですのでその後マスコミで報道されるような
壊滅的状況ではなかったようです。

アンプなどの重量物を重ねてあるキャスターの付いたラックはラックの位置は
かなりずれていましたが、キャスターが横揺れを吸収したのでしょうか
キャスターを付けたものの倒壊は有りませんでした、キャスター様様ですね、

建物には全く被害は有りませんでした、
壁紙や角部分のヒビなどが出ているかな、などと思っていましたが
本当に全く有りません、一本のヒビも入っていません、
(その後保険の査定ではヒビが発見されました(笑
+土台のクラック約10箇所のオマケ付き)

家具の倒壊は仕方がないですが、さすが2×6と関心しました、
本などで研究して選択した工法に間違いは無かった、
などと喜んでいましたがチョット様子がおかしいぞ、

アレレ、ドアが自動になっている、

ヤバッ、基礎が沈んだか!
恐る恐るビー球を置いてみると悲しいかな家の裏側に向かってコロコロと・・・。

早速有りあわせの材料で水盛管を作って計ってみたところ


やはりリビングのフローリング7mの奥行きで約35〜40mm傾斜しています、
約 6/1000は瑕疵として微妙なところで新築であれば欠陥住宅と言われても
おかしくない数値です、
次の日基礎で計ったところ同じ様な値でさらに土留めのブロックも同じように沈下していました。

家の後ろはなんちゃってデッキがありますが基礎は単管の打ち込みだけです、
もし、基礎だけが沈下したとするとデッキ面が窓枠下部を押し上げ損傷しているはずですが
そうならなかったということは
基礎ではなく地面そのものが、地盤改良したもっと下の層が動き、不同沈下した、
と考える事が妥当でしょう。


我が家の後ろのお宅の庭は液状化で砂が大量に噴出し「山」になっていましたし
そのお隣では庭に穴が開いていました、

同じ班の多くの家では家の周りが砂だらけになっていましたし
↓近所の田んぼにも砂が噴出していました、
液状化はすごいパワーです、





↓家の近所です、右側の田んぼは液状化で砂が噴出し、
道路が陥没しています。
2週間経ちましたが道路は応急処理が多いです。



↓家と土留めブロックの間の地面に大きなヒビを発見しましたが
ただいま様子見状態です、

↓基礎にこんなのが約10箇所



リビング壁に錘を常時ぶら下げて傾斜のチェックをしています

今のところ沈下の進行がないので安心していますが
でかい余震が来るたびに祈るような気持ちです。

10日くらいしてからイシカワが様子見に来ました、

「ほかの家も見ましたがやはり2×4、2×6は強いですね」
と、言われ気持ちよく基礎の修復工事の費用を聞いてみましたが

「不同沈下は直せますがかなり費用がかかりますよォ」
「概算で400万円くらいですねぇ、」

などとサラッ言われたので
動揺を隠すように網戸の件の文句を精一杯並べてみました、

400万なんて有るわけないでしょ!

繰上げ返済も出来ないのに・・・。

住めなくなった家が多く、途方も無い被害の山古志村や小千谷市(おじや)、川口町、から比べれば
被災された方には申し訳ないですが、この程度ですんで良かったかなぁ、と・・・。


職場は山手なので被害は大きいです

駐車場の一部は陥没、50cmくらいの高さで階段状になってしまいました、


もう少しひいて写すと


この画像の更に右側は


この右側には調整池が有るのですが大きな範囲で
地すべりがおきています。

駐車場から同じ高さできていた場所とは思えないくらい変わってしまいました。

被害認定では「半壊」でした、

2階のフロアのゆがみなども有り
事前にわかってはいましたが「半壊」の文字を見るととショックはありますね、
家の中がそれほどダメージが有った訳ではないのでなお更です、

しかし修復援助を考えると「一部損壊」と「半壊」では
義援金、援助金、など自治体補助金が一桁違うくらいに差がありますし
保険金の額に至っては月とスッポン、
喜んで良いのか悲しんで良いのか・・・複雑・・。

保険査定では家屋1度傾斜で「半壊」、3度で「全壊」扱いだとか、
土台、地盤工事は費用が掛かる為らしいです、
実際見積もりを出すと半端な内装修復よりも費用が掛かるようです。

3度傾斜した家というものは遊園地などにある
忍者屋敷のようで平行感覚がおかしくなり気分が悪くなって
まともな生活は出来ないそうです、




今回は保険のありがたみをつくづく感じました。
これから新築する方はもちろん、地震保険に加入していない方に
声を大にして言いたいです、

必ず地震保険に入りましょう!!

クリスマスプレゼントのように傾斜修復工事見積もりが届きましたが
3秒くらい息が出来ませんでした(笑


この額で決心しました、数年間の様子見でこれ以上沈下が進まなければ
工事はしません!

しつこいようですが地震保険に入りましょう(笑
(いや、笑い事じゃなくて・・)

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